こぶたの子連れごほうび旅 |ママと子どものためのプチラグジュアリー旅

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【石川県】かわいいもの探訪 (2017)

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         かわいいものめぐり
                 石川県 金沢

           ※この記事は2017年に書かれたものを加筆・修正して再掲しています。

初めて訪れたのは、かれこれ8年くらい前の春。
仲良し3人組で出かけた思い出の場所。

その時から金沢が大好きになったのだけど、しばらく足が遠のいていた。
今回は念願叶っての再訪だった。

北陸新幹線の開通により、金沢の街は、よりにぎやかさを増していた。

旅行が決まったのがギリギリだった上に、三連休だったので、ホテルの予約にはとても苦労した。次こそは早めに予約しよう…

 

今回の金沢旅行では、兼六園金沢城公園、ひがし茶屋街、にし茶屋街など、定番スポットを回った。

日本庭園やお城や城下町大好きな私は、どこもお気に入りの場所となった。

今回は、そんな金沢で見つけた、こころがほっこりするかわいいものをまとめてみました。

 

兼六園でお抹茶を

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兼六園は、日本三大庭園の1つで、見応えのある観光スポットです。
広い園内にはいくつかの休憩処があります。
その日は天気がとてもよかったので、おいしいあんころ餅とおいしい抹茶をいただきながら休憩しました。
緑に囲まれながら、ほろ苦い抹茶と甘いものがカラダにしみて、とてもリラックスできます。
抹茶の器がとてもかわいらしく、思わず記念の一枚を撮りました。
気軽に立ち寄れる休憩処でも、目で楽しむ文化が体験できて、さすが金沢!と思いまし た。

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あんころ餅と抹茶のセット(600円)


レトロでかわいい老舗記念館

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にし茶屋街から長町武家屋敷通りに向かう途中に偶然見つけた、老舗記念館。
もともと薬問屋だった内部を展示してあります。
古道具や当時の薬屋さんのお部屋などがそのまま展示されており、とても興味深かったのですが、中には、金沢の伝統的工芸品なども飾られていました。
これは加賀花てまりで、天井からいくつも吊るされていました。


2階へ上がると、薬屋さん以外の展示も行われていて、金沢の文化がよくわかります。

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これは一見、お花なのですが、実は飴細工!全てが飴で作られています。

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こちらは色とりどりの最中の皮。
普段何気なく食べている最中もこんなにバリエーションがあるのですね!
食べ物のひとつひとつがおいしいだけでなく、美しく、見た目でも人を癒してくれる。
こんなところが、私が金沢を好きな理由の1つです。

 

加賀水引細工

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水引って、ご存知でしようか?
結婚式などのご祝儀袋などについている、紐のようなもので飾りがついていますよね。あの紐のようなものは、和紙で出来ていて、水引と言います。
その水引を用いた、金沢の希少伝統工芸が「加賀水引細工」です。

今はイヤリングなど、アクセサリーにもアレンジされていて、気軽に手に取ることもできます。

写真は、金沢駅の観光案内所に飾ってあった大きなアート作品。

天井からシャンデリアのように、無数の色とりどりの水引が下がっていました。
とても綺麗で、時間があったら、工芸を作るところを見に行きたいと思うほどでした。

 

加賀八幡起上り

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穏やかな表情がなんとも言えない、この起き上がりこぼし。
こちらも希少伝統工芸品で、型に和紙を貼り、松竹梅などがお腹に描かれた縁起物です。
古くは女の子の箪笥にいれておけば衣装に困らないなどと言われ、子どもの誕生を祝う時や婚礼に贈られることもあったそう。
「七転び八起き」と言われるように縁起の良いものとされます。
今では職人さんが3人ほどしかいないとか。
私もひとつ、連れて帰りました。

 

丸八製茶場 献上加賀棒茶

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金沢といえば、普段飲まれるのは、番茶。その中でも茎を煎じた、棒茶が好まれるようです。
丸八製茶場の加賀棒茶は、新茶の茎を煎じているので、旨味を損なわず、味わいのあるお茶になっているそうです。

江戸時代から続く老舗のお茶屋さんで、天皇陛下へ献上したことから、献上加賀棒茶と呼ばれます。

また、味はもちろんのこと、このかわいいパッケージも注目ポイントです。

KUTANI SEALとのコラボにより、とても可愛らしく、他にはないパッケージになっています!お土産にも喜ばれそうです。

KUTANI SEALとは、石川県の高級食器、九谷焼をもっと身近に感じてもらえるよう、九谷焼の特徴を活かした転写シールによるデザインを行なっているそうで、九谷で使われる和絵具を転写シールに加工しているため、九谷の風合いを残したデザインになっています。

パッケージはお茶の種類によって、数種類あります。全種類集めたくなります!

 

諸江屋 の 落雁

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江戸末期 嘉永から約160年続く、諸江屋は加賀銘菓を昔ながらの製法で現代に伝えている老舗のお菓子屋さん。
落雁は、うるち米の粉と砂糖を、木枠に入れ、形作った干菓子で、優しい甘さと、美しい形から、古くより愛されています。

干菓子が大好きな私は、各地でかわいらしい形の落雁をみつけると、ついつい手にとってしまいます。

今回は菊の形を形どった、秋らしい落雁を。
パステルカラーのかわいらしい色で、食べるのがもったいない!!

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また箱のデザインもステキなので、食べたあとも何か別の使い道がないか、考えてしまいます。

石川屋本舗 かいちん

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和菓子の消費量日本一とも言われる金沢で、もう1つ忘れてはいけない干菓子があります。

それが「かいちん」です。

かいちんとは、おはじきのことで、まさにおはじきのようにきれいに透き通ったお菓子です。

かいちんは、落雁とは違い、寒天を砂糖で固めた干菓子で、外側はサクッとしていて、優しい甘さが広がります。

見た目も美しいのですが、私はこの食感が大好きで、初めて金沢を訪れた時から、かいちんが大好きになりました!

こちらもぜひ一度味わっていただきたい一品です。

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このように、かわいらしいもの尽くしの、女子には持って来いの金沢旅を満喫できました